AI冗長出力オーガナイザ
AI冗長出力オーガナイザとは？
AI冗長出力オーガナイザは、ChatGPT、Bing、Bardなどの文章生成AIに多量に出力させた結果を統合・整理するツールです。AIが出力した大量の文章に対して、単語や意味が互いに類似しているものをビジュアルに寄せて整理します。これにより、ブレインストーミングなどにおいて、より短時間で最終候補を残せるように支援します。
AI冗長出力オーガナイザの特徴
- AIが出力した大量の文章を、残したい候補との類似度でランキングして表示します。
- ユーザーは、文章間の冗長性を、画面上の操作によって統合・整理することができます。
- 例えば、自動で色付けした重複文字列をチェックしたり、不要な出力を削除したり、一部をメモ欄でコピー&ペーストしたりする操作によって整理、統合することができます。
- 不要な行を削除し、メモ欄に整理・統合した結果を含む編集結果は、CSV（カンマ区切り形式）データとして出力することができます。
- 文章生成AIの種類を問わず、多量の出力を統合・整理することができます。
- 単語の重なりだけでなく、意味が互いに類似しているものをビジュアルに寄せて整理します。
- ブレインストーミングなどの作業中でも、候補を絞りながらミーティングを奨められるよう、データ追加や、編集、類似ランキングなど、ほぼ瞬時に実行。待たせません。
AI冗長出力オーガナイザのメリット
ChatGPTのみならず、文章生成AIの出力を効率的に整理、最終候補をより効果的に選定することができます。これにより次を達成します。
- ブレインストーミングの効率化
- アイデアの精度向上
- 作業時間の短縮
- コスト削減
AI冗長出力オーガナイザは、ブレインストーミングの効率化、アイデアの精度向上、作業時間の短縮、コスト削減に効果的なツールです。100件、300件から２つのものを見比べる回数、100C2 = 100*99/2=4950回、300C2 = 300*299/2= 44850回を、最終的に残すべき候補に比例する回数まで激減させることで、劇的な作業時間短縮、コスト削減を達成します。
あたかもAIの「しりぬぐい」をさせられているような不毛な時間を追放し、クリエイティブな発想に集中することができます。ビジュアル類似検索のGUI操作時にインスピレーションが沸いて、新しい発想をメモ欄に書かれた事例も多く聞いています。
AI冗長出力オーガナイザの利用方法
- 次のURLをクリックし、AI冗長出力オーガナイザにアクセスします。
- http://mrdata79-3087.metadata.tokyo
- 文章生成AIから出力されたテキスト等を「回答」欄にコピペし「取り込み開始」ボタンを押します。
- データ一覧画面で、取り込み結果を確認します。
- 必要なら、「データ追加＋」ボタンを押して、他のLLM名、プロンプトなども適宜コピペしつつ、追加の回答を「回答」欄にコピペし「取り込み開始」ボタンを押します。
- 残したい内容の行のテキストを選んでコピーバッファに入れます。「類似・関連ランキング」ボタンを押して、「類似・関連ランキング」画面の左側にあるフォームにペースト。「検索・絞込」ボタンを押します。
- 類似度・関連度のグラフを眺め、上位から、冗長なものがあったら適宜削除。ときには削除前に、統合する際に残したい部分を、残したい行の「メモ」欄にコピペしておきます。こうして、データ一覧画面と行き来しながら、不要なテキストを削除したり、必要なテキストを統合したりします。
- 作業が進んだら、整理されたdataセットを、緑地に白字の「CSV出力」ボタンを押して、ダウンロードします。この際に、下向き三角▽ボタンを押すと、ダウンロード対象から外す欄をクリックして選ぶこともできます。
操作方法を説明した動画もご用意しました！
詳しくは、下記の利用マニュアルをご覧ください！
AI冗長出力オーガナイザの価格
同時データ取り込み数300件以下は、無償です。
AI冗長出力オーガナイザのお問い合わせ先
AI冗長出力オーガナイザについてのお問い合わせは、下記のフォームでご連絡ください。
補足 ～背景
2023年初頭から日本でも爆発的に普及し始めた生成AIは、普通の言葉、すなわち自然言語で飛躍的に当意即妙に対話できるようになり、高度な汎用性、問題解決能力を見せ始めています。それも、人間が読んで理解する以上のスピードで文を出力し、その内容には捏造を含む様々な不備もあることから、（AI併用で）「書く」ことよりも、出力を「読んで」使いこなすことの方がはるかに大きな負担となり始めています。
ここで、たとえばブレストのアイディア出しにChatGPT3.5, GPT3.5turbo，GPT4, Bing厳密・バランス・創造の各モード、そして高速に３つの候補出力を同時に出すBardを併用し、さらに「再生成ボタン(Regenerate)」を押したり、質問文（プロンプト）を少しずつ変えたりして、同じ生成AIに何度も、何種類ものドラフトを出力させることができます。すると、１回に10個程度の箇条書を生成させただけでも、たちどころに数百の箇条書が、採用候補として出現します。中には、文言もそっくりで冗長なものもあれば、よく読むと冗長なもの、一部冗長で統合されるべきものがあります。そもそも事実に反する捏造や価値の低いものも多数含まれ、玉石混交の状態です。
これらを照合するのに、例えば、100箇条、300箇条から2つをとって目視するとすれば100C2 = 100*99/2=4950回、300C2 = 300*299/2= 44850回 という回数の照合が必要となります。これは、到底生身の人間には耐えられない作業です。これでは何のために生成AIを導入したのか分からず、網羅的なアイディア出しなどは断念せざるを得ないことになりかねません。
AI冗長出力オーガナイザの活用例
- ビジネス：特にブレストを必要とする企画フェーズで、生成AIに大量出力させた、記事、データを高速に分析し、整理することができます。これにより、意思決定の精度を向上させ、効率性を最大化します。クライアントに提出するレポートに冗長さが残存するリスクを劇的に低下させます。
- 教育：大量の教材候補や参考文献からコンパクトな情報セットを残し効率よい教育に貢献します。
- 個人のブレストやToDo案の整理：生成AIの助けを借りてアイディア候補を多数集めたものを整理・統廃合し、ToDoに残すべきものを選び出すことが可能です。
- 生成AIの”嘘”=ハルシネーションを素早く発見：記事「AIの過ちを発見する１０のアイディア」の1.では生成AIに同じ質問を何回も行うことが奨励されています。4.複数の生成AIからも回答を得てそれらを比較・照合することで矛盾や欠陥に気づきやすくなります。AI冗長出力オーガナイザの類似箇所（類似の根拠）をカラフルに視覚化することにより、気づきを加速します。
AI冗長出力オーガナイザは、生成AIが拡げた玉石混交の情報や知識を整理する強力な道具です。せっかくの大量の候補情報を整理する時間と労力を大幅に削減し、人間がノイズに追われる本末転倒を抑止し、創造的な思考に集中できるようにします。
2023/7/4、AI冗長出力オーガナイザの無料版を提供開始いたします。
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