アンケート分析proを使って分かること (3) 東京五輪の知られざる事実
アンケート分析proを使って分かること (3) 東京五輪の知られざる事実
2020年の東京五輪では、世界初の「カーボンマイナスオリンピック」という、CO2排出を実質ゼロ未満に抑えようという試みも注目される、エコな五輪を目指すとされています。
さて、今回は弊社サービス『アンケート分析pro』を使ってそんなエコな五輪の知られざる事実を探してみようと思います。
“自然”を含むというキーワードを含む係り受けランキングをを見てみましょう。
この中で最も数の多い、自然‐進む を見てみましょう。
五輪に向けた開発により自然破壊が進むことを懸念する声、五輪により自然エネルギー活用が進むことを期待する声、人により意見は様々なようです。
また、係り受けランキングの中にある”佐藤‐自然”というものが気になり中身を見てみました。
どうやら佐藤栄記という人が何かに警鐘を鳴らしているようです。urlから内容を見てみると、カヌーの競技場を、葛西臨海公園の大部分を潰して作るというもののようです。葛西臨海公園はかつて東京都が破壊された自然環境を再生しようとして作り、25年かけて鷹が戻るほど生態系が回復したまさに都会のオアシス。そんな場所がカヌーの競技場予定地になっていることは報道もされておらず、私達のほとんどが知らない事実です。
報道などでよく知られた事実もあれば、報道もされず、知る人も少ないがとても重要な事実もある。情報化社会だからこそ生まれる、アクセスしやすい情報情報とそうでない情報の格差や、すべての情報を把握できているといった錯覚、現代が抱える情報化社会の弊害まで気づかされました。