脳腫瘍の判定

画像認識の活用例:脳腫瘍の判定

診療の際には、問診のほかに画像診断がなされる場合があります。
膨大な種類の病理診断用画像をもとに判断することになりますが、病理画像診断ができる専門医は、大変少ないです。そのため、診断から結果まで1週間かかるケースもあるようです。
そこで、この問題をAIを用いて解決しようと、弊社ではいくつかの要画像診断のプロジェクトを大学病院などと共同で進めています。
現場ではビッグデータが揃っていないなどで、まだ開発途中の段階ですが、その中で公開可能な情報をお見せいたします。
この2つの画像は初回に実際に取り込んだ全データです。上が健康な脳画像、下が腫瘍が発生した脳画像と分類されています。
normal-cropped.png
 
abnormal-cropped.png
わずかこれだけの少ない画像データをディープラーニングに学習させ、新しい、未知の脳画像が健康かそうでないかの判別実験を何回か行いました。中には精度100パーセントとなったケースもありましたが、依然、精度が60%程度にとどまっています。
更なる開発を続け、精度の高いシステムを発信していくことを目指しています。


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