JISAセミナーで野村(メタデータ代表)が講演を実施

2025年9月24日
イベント

過去最多の参加者数・質問数を記録、再演を望む声 —

 

メタデータ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:野村直之)は、2025年9月16日に開催されたJISA「第3回インキュベーションシーズセミナー」主催:一般社団法人情報サービス産業協会 デジタルビジネスインキュベーションコミュニティにおいて、当社代表・野村直之による講演「生成AI産業応用の大本命=RAG、AIエージェントの実用性を左右する精度向上の秘訣とリスク対策」を実施しました(イベント詳細:https://www.jisa.or.jp/event/tabid/152/pdid/3219/Default.aspx)。当講演は、JISAセミナーとして過去最多の参加者数・質問数を記録し、主催者・参加者の皆さまから再演への期待の声が寄せられました。

■講演の概要  

・タイトル:生成AI産業応用の大本命=RAG、AIエージェントの実用性を左右する精度向上の秘訣とリスク対策

・主要トピック:RAG(検索拡張生成)の基本と実務適用、AIエージェント活用、オンプレミスLLM/RAG導入の利点、精度向上の要諦、セキュリティ・リスク対策 等

・RAGの位置づけ:検索で得た専門知識を根拠に生成させる実装アプローチ(Retrieval Augmented Generation)

■事例と見どころ

・ 航空自衛隊・横田基地における、ネット分離下での機密情報管理マニュアルをRAGで扱う事例を紹介(「情報漏洩が皆無という特性」を活かした運用)

・医療現場における「医師・患者の実名入り医療事故記録5年分」を取り込んだ、再発防止・緊急時助言のためのRAGシステムの紹介

・当社オンプレミスRAG製品「ChatBridOR(チャットブリッド・オーアール)」の活用や、精度・評価・説明可能性(xAI)に関する工夫を解説

・LLM, RAG, そしてAIエージェントに特有のセキュリティ・リスクを類別し、対策を提示

■代表コメント(要旨)

「非常に多くのご参加と活発なご質問をいただき、現場の皆さまが“正確で説明可能なAI”を強く求めていることを改めて実感しました。RAGは『根拠に基づくAI活用』の要であり、AIエージェント(手足)の頭脳としてますますその重要性を高めるとともに、精度向上が求められています。

また、RAGはとりわけオンプレミス環境との組み合わせが、機微情報を扱う現場において実用性を高めます。レイアウト認識から知識構造への変換ツール、ナレッジマネジメントを駆動する教育応用にもつながる評価・採点ツール等をさらに洗練、高度化させてまいります。とともに、マルチモーダル文書の高度な扱いを含む最先端のRAG技術を切り開きます。今回いただいたフィードバックを踏まえ、より多彩な事例と実装ノウハウの共有を進めてまいります。」

■参考資料

ChatBridOR事例:総合医療センターのナレッジマネジメント他:

総合医療センターのナレッジマネジメント他:

9/16資料のリクエスト(競合他社等にはお断りすることがあります):

■講演者プロフィール(抜粋) 

野村 直之 氏 メタデータ(株)代表取締役社長 https://metadata.co.jp/  

メタデータ株式会社 代表取締役。理学博士。MIT AI Lab客員研究員、法政大学大学院客員教授、東京大学大学院医学系研究科次世代病理学講座研究員等を歴任。自然言語処理とナレッジマネジメントの研究・実装を40年近く牽引し、RAG/オンプレミスLLMの実践にも注力している。


Contact

弊社のサービス・APIについてお気軽にご連絡・ご相談ください

> お問い合わせはこちらから <