メタデータ、マーキットワン社と業務提携、「マーケティングと自然言語分析」のウェビナーを共催
メタデータ株式会社(所在地:東京都文京区;代表取締役社長:野村直之)は、本日、マーキットワン株式会社(所在地:東京都千代田区;代表取締役社長:望月俊成)と業務提携を開始いたしました。2021/12/22に開催の共催ウェビナー「マーケティングと自然言語分析」(参加無料)にて、双方のSaaS製品を活用して、アンケート自由回答をはじめとする不定形テキストのAI分析結果と、NPS(Net Promoter Score)をはじめとする選択肢回答、様々な数値指標との相関、逆相関の原因等を分析し、顧客体験の改善に役立てる方策をご紹介いたします。
マーケティングのDXは、Google Adwords広告の台頭とともに、広告クリック数や、商品購買ページなどのLP(Landing Page)への誘導率(Conversion Rate)などの効果測定とともに、比較的早く立ち上がりました。しかし、これらの数字は、いわば結果としての数字であり、現在、将来、買い手がどんな印象を抱き、どんな購買行動、そして、知人への推薦の言動をするかを表すものではありません。これらを評価するには、オンライン・アンケートの選択肢回答、なかでも知人に薦める度合いを0から10の11段階で表したNPS (Net Promoter Score) を的確に取得したり、顧客の率直な本音を日本語や英語などの自然言語で引き出して、様々な意向、期待、具体的な注文などとともに引き出す必要があります。そして、この自然言語による記述のネガポジ度合いをAIにより自動で精密に数値化してNPSとの相関、非相関を分析してその理由を考察することから次の有効なマーケティング施策が生まれることが多々あります。
NPS調査には年に1度や半年に一度、自社の商品やサービスについて総合的に調査するリレーショナルNPSと、購買や来店が起こる度に、直近の体験に対する調査を行うトランザクショナルNPSがあり、その両輪を回していきます。リレーショナルNPSには高度で深い分析が必要であり、トランザクショナルNPSでは、顧客の声を素早く社内で共有し、出来るだけ早く顧客への対応や改善を行う必要があります。
このたび、NPSについて分析、コンサルティングを手掛けてきているマーキットワン社と、深い自然言語処理により商品・サービスへの様々な評価軸とアンケート自由回答(自然言語テキスト)の解析結果から競合商品間の立ち位置を表すポジショニングマップを自動生成すら出来るメタデータ社が、それぞれの長所を持ち寄り、組み合わせてソリューションを提供することといたしました。これにより、今後のマーケティングで極めて重要となる言葉の分析(自然言語処理)を踏まえて、消費者心理を推し計る活動、市場を共同で拡大する所存です。
タイトル:マーケティングと自然言語分析
~顧客満足度向上の為のNPSの活用方法~
日 時:2021年12月22日(水) 14:00〜15:00
視聴方法:申込者にはセミナー参加用のURLをメールにてお送りいたします。
事前に「Zoom」のご準備をお願いいたします。
参 加:無 料(事前申し込み制)
参加人数:制限なし
■ウェビナー内容
1. 開会(5分)
2. マーケティングと自然言語分析(野村) 20分
3. NPSを活用した顧客体験の改善活動(望月、北山)20分
4. 「AIポジショニングマップMrData」で自由回答とNPSの乖離を分析(野村)5~10分
5. NPSに特化した顧客満足度ツール「Markitgauge」について(石井) 5~10分
6. 質疑応答
■ウェビナーへの参加方法
クリックしてお申込み:https://metadata.co.jp/contact.html
■マーキットワン株式会社について
代表取締役社長の望月はNet Promoter®認定資格者。外資系医療メーカーにてプロダクトマネジメントの経験を積んだ後、ダイレクトマーケティング会社で、主に外資系自動車会社、化粧品会社のデータベースマーケティングに従事。その後、生体反応をマーケティングに活かすニューロマーケティングサービスを提供するベンチャー企業を経て、2016年4月に、IT×Marketingというコンセプトのもと、マーキットワン株式会社を設立。
クラウドを活用したNPS®調査、顧客満足度調査によるお客様の声と共に、お客様と接して感じ得た情報などを整理蓄積した上で、それを可視化・深掘りすることにより、最適な販促活動や営業活動につながるマーケティング支援サービスを提供しております。
■メタデータ株式会社について
メタデータ株式会社は、2005年12月にメタデータ活用技術、AIの応用ソフトウェア会社として設立。自然言語解析エンジン『メタパーザ』を駆使した意味解析技術により、5W1H抽出によるコンテンツ連携や個人情報の自動匿名化、評判分析(ネガポジ・感情解析)、意味による自動分類やポジショニングマップ描画、Web対話ロボットなど、SaaS、クラウド向けアプリケーションを開発してまいりました。最近では、AI活用のボトルネック打開のため高精度な正解データをほぼ自動で生成する”AI for AI”を掲げ、機械学習、ディープラーニング等の人工知能研究の蓄積を活かして、音声認識やWebフォームを入力とする顧客の声や社員のメンタルヘルス状態等を分析するソリューションや、人材とプロジェクト・売買注文・TVCMと放映枠など多数vs多数のマッチングを行うxTechにも注力しています。
代表取締役・野村は、MITマサチューセッツ工科大学・人工知能研究所の研究員時代に概念体系WordNetの理論と活用研究に貢献。その後の、WordNetをベースに1400万枚の写真に体系的な意味ラベルを付与したImageNetの完成によるディープラーニングの劇的精度向上にも貢献しています。