パーソルテンプスタッフとの共創による人材派遣企業のポジショニングマップ作成PoCについて発表
オープンイノベーションを仲介、推進するAUBAと連携する「TOMORUBA(トモルバ)」からメタデータが取材を受けました。
オープンイノベーションやAIを梃子にし、パートナー企業の新規事業や既存事業を支援する。その中でも対等で科学的な検証・議論を徹底し、是々非々でPoC(概念検証)や、FS(Feasibility Study)を推進する。そんな野村社長の姿を取材し、該当社に、同社とのコラボを薦める記事を公表しました。
オープンイノベーションを仲介、推進するEiiconグループの「TOMORUBA(トモルバ)」は、事業を創るビジネスパーソンのための事業を活性化するメディア。 協業による「事業が灯る場」の先進事例を取材する一環で、メタデータ株式会社を取材し、記事化しました。
派遣スタッフの本音をAIで分析―35年以上AI研究に携わるフロントランナーと人材派遣会社の共創 – TOMORUBA (トモルバ) – 事業を活性化するメディア
以下、インタビュー記事の抜粋です。
”デジタルトランスフォーメーション(DX)が多くの企業で急速に進展するなか、データドリブン経営を掲げる企業も増えている。企業を取り巻く多様なデータの中で、最重要なもののひとつが、顧客の声(VoC)だろう。しかしながら、その声を正確に捉え、分析を行い、スピーディーに経営判断に活用することは容易ではない。
メタデータ株式会社は、“AI for AI”をコンセプトに、そうした課題解決を支援するAIベンチャーだ。同社が提供する『AIポジショニングマップMr. DATA』では、アンケート自由回答など顧客の声をAIにより分析し、ポジショニングマップを描く。これにより、自社の立ち位置を正しく把握し、経営判断に活用していくことができるのだ。”
(中略)
“――PoCの時期はいつ頃で、どのような分析ツールを使用したのでしょうか。
野村氏 : 2020年の7月~9月の間に実施しました。ツールとしては、『AIポジショニングマップMr. DATA』に加え、APIで複数のAIが呼び出されます。それはネガティブ度やポジティブ度の分析、感情分析、そしてテキストに含まれる5W1Hの分析APIを搭載しており、当社の集大成のようなアプリです。
――PoCはスムーズに進みましたか。
野村氏 : まさにお互いガチンコ勝負で、事務作業は膨大でしたが驚くべきスピードで進行しました。非常に深い部分までデータを共有しながら考えることができたと思います。これまでの分析では、9割方が人の手で膨大なデータを地道に整備し、数値化などの基礎的な解析を大量に行う作業に費やされていました。
しかし、当社のツールがその作業を行うため、人間はよりクリエイティブになる必要があります。そこで、私はデータと対話をすることが大切だと言っているのですが、この業界ならではのデータの切り口をどう発想していくのか、一緒に手探りで考えていきました。まさに対等な立場で「共創」できたと感じています。”
(中略)
“――今後の展開としては、どのようなことを考えていらっしゃいますか。
野村氏 : 「新仮説を作るツールなんて他に見たことない」という評価から、ご発注を頂きました。つまり、PoCの次のステージに入ったということです。”
(中略)
“取材後記
あくまで科学的な態度を貫き、真実を追究する。パートナーとして対等な関係を築き、言葉を尽くして相手への理解に努める。非常にシンプルだが、それだけに難しいことを、野村氏が徹底していることが、取材からも見て取れた。ディープラーニング技術で何ができて何ができないか、正しい経営判断を行うためにはAIをどう活用すればいいのか、メタデータであれば、真っすぐ忌憚なき姿勢で向き合ってくれるに違いない。興味のある方は、ぜひコンタクトを取って欲しい。