人工知能APIお役立ちハッカソン2019開催のご報告

2019年9月25日
イベント

LINE Things Mini AwardLODチャレンジ2019 、そして Heroes League の3つのコンテストにむけたハッカソンを、9月23日、木村情報技術株式会社様に会場をお借りして開催致しました。

メタデータ代表・野村より開会の言葉

今回のハッカソンでは弊社開発のAPIに加え、4社様よりご協力を頂きました。

株式会社エーアイ より、音声合成API・Web素材をご紹介・ご提供頂きました。

株式会社ヴァル研究所より、駅すぱあとAPI・路線図サービスの資料とハッカソン用ライセンスをご提供頂きました。

LINE より、M5StickC 5台をお貸しいただきました。

木村情報技術株式会社より、 会場ご提供いただきました。

ヴァル研・伊藤様による駅すぱあとAPI, Webサービスのご説明

弊社からは松田が弊社開発APIの説明と、 LINE Things Mini Award・LODチャレンジ2019・Heroes League のご紹介、応募方法のご案内を致しました。

提供素材のご紹介の後は皆さまの「最近驚いたこと」含む自己紹介でアイスブレイク、そしてランチしつつチームビルディング。アイデアを考える1グループと、開発 する方々(おひとりずつでの取り組み)となりました。

ハッカソンにはピザ…恒例になってまいりました

そしてアイデア出しに、開発に…と皆様集中モードへ。

それぞれのスタイルで…

13時から17時まで思い思いに取り組んでいただきました。

発表タイムの前におつかれさま乾杯!

17時からはそれぞれの成果を発表。

緒方さんの発表「E-MedicineBox」薬の飲み忘れをなくすIoT。自らの経験から、確実に飲む手助けをする、ログが取れる(二度飲み防止)、持って歩けるといった具体的な要望を持って実装されていました。

薬箱をIoT化して飲み忘れを防ぐ。M5StickCでの実装を試しました。

生田さんの発表は「M5StickC活用アイディア」開発タイム途中からの参加で未完でしたが、大学の研究室で使って「早く帰れる、論文読む時間作れるIoT」を提案。研究アシストロボットでしょうか?ほかアイディアとして「音声の動物鳴き声合成」「映画の吹替音声を元の俳優の声で作れる?感情表現できる?」などオリジナリティ&チャレンジングな話題を出してくれました。

研究室での実験での単純作業、繰り返し作業をM5StickCで制御、LINEなどに報告するアイディア

藁科さんの発表は「駅すぱあとサービスを使ったアプリ案」 路線案内に加えて空席情報が取れたらより便利…駅すぱあとのサービスに含まれていない情報なので現状ここの入手方法がキーになってきます。ほかのアイディアとして「声を使った認証」腕につけたM5StickCに語り掛けると鍵が開くなど…アトラクションにも使えそうですね…!

M5StickCとの連動も検討

国崎さんの発表は「快適な部屋を作ってくれる茜ちゃん構想」。温度・湿度センサーとリモコンをM5StickCに接続して空調コントロール。ログを取ったり、LINEで報告したりしてくれます。茜ちゃんを使った理由は「かわいいから」…ではなく履歴を残したり、応用としてビニールハウスの環境制御に流用も考えてとのこと。ほかアイディアとしてタイミングよくレシピを読み上げる「レシピ読み上げ茜ちゃん」や、感情解析APIを使って「LINE対話のバイブス見える化」なども!

プレゼン資料もイラスト豊富でユーモアもあり、各メンバーから高評価でした

大田さん、佐々木さん、西代さんチームは「待ち合わせアプリ」登録したメンバーの位置情報から乗り換え案内含め、すれ違うことなく会える、一目でわかるアプリを提案。応用で鬼ごっこゲームができたり、位置が動かない人は何か問題に遭遇していないか助け船を出す拡張といったアイディアも。このチームからはほかにも、連想語関連語APIほかを使って「物忘れサポート茜ちゃん」…あの、あれだよあれ…をこれまでの対話ログ、検索ログや状況などから、「VPS装置のこと?」などと優しく聞き返すアプリ案や、「SNSやネットメディア連動の防災無線」、など多くのアイディアの種が生まれました。

待ち合わせアプリ。相手の移動速度が見えればイライラしないし安心

伊藤さんは5W1H抽出APIを使った「社内情報共有の項目漏れチェック」のアイディアを発表。たとえば営業部から技術部へなど、抜け漏れなく要望を伝達するのに人間が「どういうこと?」と聞き返すより穏やかにスマートに事前チェックできる案。

社内の情報共有を、しくみでもっと的確に

企業賞の発表に移ります。

駅すぱあと賞は2グループ。大田さん佐々木さん西代さんチームの「待ち合わせアプリ」と、国崎さんの 「快適な部屋を作ってくれる茜ちゃん構想」 に。ハーゲンダッツギフト券が贈られました。

ニーズが見えた 点が評価された「待ち合わせアプリ」!
農業への活用の可能性が見えた 「快適な部屋を作ってくれる茜ちゃん構想」

エーアイ賞は国崎さんの 「快適な部屋を作ってくれる茜ちゃん構想」。部分的ながら動く実装を進めてくださったことと、発表でも茜ちゃんへキャラ愛を感じたことから。琴葉キャラグッズセットが贈られました。

ダブル受賞おめでとうございます!

そしてメタデータ賞は2組。 佐々木さんの「物忘れサポート茜ちゃん」と、伊藤さんの 「社内情報共有の項目漏れチェック」、それぞれのアイディアへ 。 佐々木さんには「フットペダルキー」と「AIに勝つ!」、伊藤さんには「ビッグEnterキー」と「人工知能が変える仕事の未来」 それぞれガジェットと、野村代表の著作をお贈りしました。

API活用アイディア2件に授賞!

懇親会の最後まで残ってくださった方々で記念写真を撮影しました。

皆様、ご参加ありがとうございました!作品を引き続きブラッシュアップしてぜひ各コンテストに羽ばたいてください!

イベント概要

人工知能APIお役立ちハッカソン
場所:木村情報技術株式会社東京支店 会議室
日時:2019年9月23日(月・祝) 11:00-18:30


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