人工知能API使ってみようハッカソン2018開催のご報告
LINE BOOT AWARDS、MA2018、そしてオープンデータの活用を競うLOD Challenge 2018の3つのコンテストにむけたハッカソンを、9月15日、木村情報技術株式会社様に会場をお借りして開催致しました。
今回のハッカソンでは弊社開発のAPIに加え、4社様よりAPI・サービス提供のご協力を頂きました。
株式会社エーアイ より、音声合成API・Web素材をご紹介・ご提供頂きました。
株式会社ヴァル研究所より、駅すぱあとAPI・路線図サービスの資料とハッカソン用ライセンスをご提供頂きました。
木村情報技術株式会社より、AI-Qのハッカソン用ライセンスをご提供頂きました。
LINE BOOT AWARDSより、Clova Friendsデモ機21台(21匹と呼びたい…)をお貸し頂きました。
弊社からは松田が弊社開発APIの説明と、LINE BOOT AWARDS、MA2017およびLODチャレンジ2018のご紹介、応募方法のご案内を致しました。
提供素材のご紹介の後はアイデア考えながらのランチとチームビルディング。全部で7組のチームができました。
そして13時から17時まではもくもくタイム。しーんと集中する時間あり、おやつで一息いれる時間あり、みなさまマイペースで集中いただけたかと思います。
4時間の開発時間を経て、動くデモを完成されたチームには作品をご紹介いただき、作成途中の方はコンセプトやアイデアをお話し頂きました。
川添さんチームのアイデアは「雰囲気保(たもつ)くん」。殺伐とした議事録音データも、かわいい女子のゆるふわ表現で心安らかに聞けるようにするサービス。メラビアンの法則にも言及あったりと充実のプレゼンありがとうございました!
ナカシマさんチームは2作品。そのひとつはお嬢様トーク。
もうひとつは「駅名読み上げアカネチャン」。
塚田さんチームは「感情解析APIからAI Talkに繋げて対話」のアイデア。実験中には複数のclova friendsが応答する場面あり、呼び名を変えて漫才させられるかも!など発表しながら案も広がっていました。
藁科さんチームはノートPCのトラブルで途中ハードウェア買い出しつつの健闘!カメラと猫発見器APIとclovaをつなげて音声で報告を、というアイデア。
アツタさんチームは「雅の書籍レコメンド」サービス。アイデアが早々にまとまり、どんどんコーディングしてムードを高めてくれたチームでした!今の気分を入力すると、書籍データから感情値を算出して気分に合う書籍をおすすめ。今は概要を読み上げるだけだが、データ次第で本の読み上げサービスにもできそう。
宮川さんチームはclovaの山手線ゲームに注目。京王線沿線の駅でゲームしながら関連情報も対話してくれるようなしくみをAI-Qで作れないか?と実験。データを作って学習を行いつつの発表でした。
有北さんチームは「エモーショナルスピーカー」。書き込んだ文字列を感情解析APIにかけて、得られた値をもとにAI Talkで感情をこめて読み上げるアプリ。画面表示のイラストも感情値で変わるのが面白くてデモではこんな文だとどう?とリクエストが多数飛びました。応用アイデアも多数プレゼンしてくれました。
企業賞の発表に移ります。
駅すぱあと賞はナカシマさんチームの駅名読み上げ茜ちゃんサービス。出張のときにも役立ちそうですね!駅すぱあとノベルティーセットが贈られました。
木村情報技術賞はAI-Q活用を考えた宮川さんの感情に対応する対話サービス。「木村ワイン」が贈呈されました。
エーアイ賞はアツタさんチーム。AI Talkのキャラクターを2つ使い分けてリコメンドサービスを作ってくれました。葵ちゃん茜ちゃんのキャラグッズセットが贈られました。かわいい…欲しい…
メタデータ賞は有北さんのエモーショナルスピーカーに。野村社長の著書「人工知能が変える仕事の未来」と、ストレス解消にもなるビッグEnterキーをお贈りしました。バシバシ叩いてください。
懇親会の最後まで残ってくださった方々で記念写真を撮影しました。
皆様、ご参加ありがとうございました!作品を引き続きブラッシュアップしてぜひ各コンテストに羽ばたいてください!
イベント概要
人工知能API使ってみようハッカソン
場所:木村情報技術株式会社東京支店 会議室
日時:2018年9月15日(土) 11:00-18:00